加速度計の主な原理や方式について
加速度計とは、物体の加速度を計測する機器で、自動車のカーナビゲーションやエアバッグ、また、ゲームのコントローラーなどにも使用されています。
この加速度計の原理は、主に振動を用いる方式・光学方式・機械的変位測定方式・半導体方式があります。
振動を用いる方式は、ギターの弦を張ったり緩めたりして音の調整をする原理と同じです。
光学方式は、加速度によって生じる物体の位置の変化を光学的な観点から測定するものです。
機械式変位測定方式は、最も一般的な測定原理であるバネを使用しての物体の位置の変化を測定する方式です。
半導体方式については、コスト削減にとても向いており、この方式を取っていることが多くなってきています。
種類としては、大きく分けると静電容量型・ピエゾ抵抗型・ガス温度分布型の3種類があります。